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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2025年1月のえほんを紹介します
= 年少 =
『ちいさなショベルローダ』
のさか ゆうさく : さく

まだ辺りが暗い早朝に、ちいさなショベルローダが動き出しました。お店が開くまでに、駐車場に積もった雪をショベルローダで掻くのです。
グルルン グルルン…!エンジン音を響かせて、行ったり来たりを何度もくり返し、徐々に雪を掻き集めて行きます。
さぁ、開店時間に間に合うでしょうか?!


大雪が降る地方では、大きなショベルで一度に沢山の雪を掻き集めることのできる“ショベルローダ”が、長い冬に大活躍です。雪国では当たり前の光景のようですが、私たちには新鮮に映りますね。
そんな大変な作業の工程が分かり易く楽しく描かれた、働き者のショベルカーが主人公の本作。一生懸命に除雪するショベルローダ、応援したくなりますね★

= 年中 =
『さむさむぼっこ』
荒川 薫 : ぶん     ちえ ちひろ : え

寒い冬の日、ようた と さちこ が「さむいさむい」と言いながらマフラーや毛糸の帽子,手袋をして遊びに出掛けました。するとどこからか、不思議な形をした氷の精が現れました。氷の精は『さむさむぼっこ』と名乗り、触れたものは何でも凍らせてしまいます。ようた と さちこ を追いかけっこに誘うさむさむぼっこ。凍らされてはたまらない。逃げているうちにだんだんと体がポカポカしてきた ようた と さちこ は、次第にマフラーや帽子,手袋を外していきます。
あったかいものが嫌いなさむさむぼっこは一体どうなってしまうのでしょうか???


寒さに負けずに元気よく遊ぶ子どもの姿が、愉快に描かれています。「さむいさむい!」と言っていた ようた と さちこ ですが、遊んでいるうちに体が暖まり、上着を脱ぎ始める姿はこの時期、園でもよく目にする光景ですね!
また、さむさむぼっこの、ちょっと怖いけれどユーモラスなキャラクターも魅力的です。
絵本を読み終えたころには、きっと大人も子どもも、走り出したくなること間違いなしです★

= 年長 =
『おやすみ しりとり』
大原 悦子 : 文     坂口 友佳子 : 絵

森に雪が降り、クマくんはもうすぐ冬眠。けれどクマくんはなかなか眠れません。そこでクマくんは、仲良しのキツネくんを家に呼び、眠くなるまでしりとりの相手をしてくれないかと頼みます。
まずはクマくんが「くま!」…続いてキツネくんが「ま、ま、まくら!」…「らっぱ!」「ぱんつ!」「つめきり!」… 二人のしりとりが進むにつれ、徐々にクマくんの冬眠の準備も進んでいきます。
さぁクマくんは無事に冬眠することができるでしょうか???


作者の大原悦子さんは子どもの頃、お昼寝の時間が苦手だったそうです。そこから着想を得、冬眠前のクマくんの不安を、クマくんが仲良しのキツネくんとしりとりをすることで取り除いてくというお話を考えたのだそうです。
ページをめくるたび「次の言葉は何かな?」と、二人と一緒にしりとりをしているかのようにワクワク。同時に、少しずつ不安が取り除かれていく安心感も味わえます。二人の可愛らしいやり取りに心温まりますね!
子どもたちも、この絵本を読み終える頃には、クマくんのように心地良い眠りに誘われるのではないでしょうか★



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