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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2024年4月のえほんを紹介します
= 年少 =
『 いちご おおきくなーれ 』
たむら しげる

白いお花を見つけた 2匹のねずみ。
白いお花の散った後、緑の実がなっていることに気づき、一くち口に運んでみると、あんまり苦くて食べられません…
ねずみたちは『はーやく おおきくなーれ』,『もっと もっと あかーくなーれ』と、いちごが真っ赤になるまで待ち続けます。
そして、いよいよ真っ赤に色づいたいちご!
動物たちみんなで、なかよく いただきまーす!★


早春の頃になると可憐な白い花を咲かせるいちご。そして緑色の実がなり、やがて真っ赤に生長するいちご。その甘い匂いに誘われて、動物や虫たちが集まり、いちごを食しながらみんなで楽しく暮らす姿にホッコリしますね。
美味しいいちごに生長するまで、じっくりと待つねずみたち。長い間待ったいちごの美味しさは格別です。いちごの生長をねずみたちと一緒に楽しみに待ち、赤くなった喜びを味わってください!
園でもいちごを育てていますが、丁度、白いお花が咲き始めました。収穫が今から楽しみです★

= 年中 =
『 うちのほうが すごいんやで! 』
鍋田 敬子 : 作

なっちゃんとたっくんは、園でお迎えを待っています。
「あのな、ぼくのおとうちゃん、すごいんやで~」という たっくんの言葉から、たっくんはお父さん,なっちゃんはお母さんの、自慢合戦が始まります!
速さ対決に 料理対決に 力持ち対決…
2人の自慢合戦はどんどんヒートアップ,エスカレートし盛り上がっていきます。ついにはホラ話に発展!ユーモア溢れる自慢話に、子どもたちのお父さんお母さんへの『大好き!』が詰まった物語です。


子どもにとって、一番近くにいる大好きなお父さんお母さんは、カッコ良くて憧れの存在。たっくんの『ぼくのおとうちゃん、すごいんやで~』,なっちゃんの『うちのおかあちゃんはな、もっとすごいことができるんやで!』と、どんどん出てくるお父さんとお母さんの自慢話。しまいには嘘か真かホラ話合戦のようになりますが、方言も手伝って、まるで掛け合い漫才を聞いているかのように心が温かくなります。
きっと園の子どもたちも、大好きなお父さんやお母さんの素敵な所を、たっくんや なっちゃんのように、たくさん教えてくれるでしょう★

= 年長 =
『 いいはが はえる おまじない 』
まるやま あやこ

初めて歯が抜けた ゆうとくんは、『いい歯が生える おまじない』をしてくれると約束した おばあちゃんの家へ行きました。
ゆうとくんはおばあちゃんと一緒に、おまじないの通り、抜けたばかりの歯を屋根に向かて思い切り投げました。
その夜、ゆうとくんは不思議な音で目が覚めます。そして、この家に住んでいるというねずみと出会うのです!
ねずみは、歯の抜けたこどもの為におまじないをしてくれます。さてどんなおまじないなのでしょうか…??!


この絵本は、作者の まるやま あやこ さんが、幼少時に歯が抜けた際、『もろ』と呼ばれる、家の地下にある貯蔵庫に向かって歯を投げると丈夫な歯が生える、と祖母に教えてもらった経験を元に書かれた作品だそうです。
乳歯が抜け、大人の歯が生える喜び。そして、子どもたちの抜けた歯を集め、宝物にしているねずみがいるかも知れないという面白さ…!ゆうとくんの一夜の不思議な冒険です。
お子さんの歯が抜けた時には、ぜひこの絵本を思い出されてみてください★



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