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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2023年11月のえほんを紹介します
= 年少 =
『どんな くるまが はこぶのかな?』
小輪瀬 護安(こわせ もりやす) : さく

道を歩いていると、いろいろな物を運ぶ車,働く車に出会いますね。
手紙を始め郵便物を運ぶ 赤い郵便車。
みんなが朝 ゴミステーションに出したゴミを運ぶ ゴミ収集車。
港に着いた船から降ろされる、大きなコンテナを運ぶ コンテナトレーラー・・・その他にも、いろいろな働く車が出て来ます。
何をどこへ運ぶんだろう?そしてどんな作りになっているのだろう??
丹念に取材された、細部まで丁寧に描かれた絵をじっくり見ながら、読み進めてみましょう★


何気ない私たちの生活に 実は密着している、働く車がいっぱい登場します。特にこの絵本では、『物を運ぶ車』が出て来ます。
どんな格好をした人が運転しているんだろう??・・・運ぶ物によってそれぞれの車の特徴も より新鮮に見えて来ます。
お子さんとの散歩中やドライブ中などに、働く車についてお話ししてみると、世界がグッと広がるかも知れませんね★

= 年中 =
『アニカの キノコとり』
アニカ・ヒュエット : 原案・絵     いまいずみ さちこ : 文

ある秋の日、アニカはお父さんとお母さんと一緒に車に乗って、遠くの森へキノコとりに行きました。
お母さんは次々にキノコを見つけますが、アニカはなかなか上手に見つけることが出来ません。
そんなアニカは、お母さんに「倒れた木・大きな木の後ろや、草の中をじっと見てごらん」と教えてもらい、どんどん森の中に入って行きました。
すると森の奥で、一匹の小さなキツネに出会い、キツネのあとを追いかけて行くと…???


長靴やカゴを自分で準備したり、ナイフの使い方や キノコ料理の方法を教えてもらったり…と、なんでも自分の力でやろうとするアニカ。
この絵本は、作者であるアニカ・ヒュエットさんの幼少期の実体験を元に描かれているそうです。子どもの自主性を育むため、子どもが自分の力で取り組めるよう、親が何でも手を出すのではなく 時に見守る・・・作者の出身地であるスウェーデンの子育てで大切にされていることだそうです。
シンプルな生活,そして身近で豊富な自然との戯れ・共生、素敵ですね★

= 年長 =
『えんとつそうじやの ハリネズミ』
鎌田 暢子

えんとつそうじやの ハリネズミのハリボーは、今日も早起き。朝からお仕事の準備です。
仕事道具の点検をしていると、リリリリーン!…電話が鳴り、えんとつそうじの依頼が入りました。ウサギのピピンさん,キツネのココさん,アナグマのグラブさん…今日は3件のお仕事です!
深い深いえんとつや、すすだらけのえんとつ,何本もあるえんとつ…等々、どれも難しいお仕事ですが、ハリボーは知恵を絞り 機転を利かせて、懸命にえんとつそうじに取り組みます。そのひたむきな働きぶりにみんな感謝し、お礼をくれました★


一生懸命に仕事に励むハリボー、その表情はとっても可愛らしく、つい微笑んで応援したくなってしまします。
また、ハリボーはお掃除名人で、えんとつの大きさ,深さ,汚れ具合等によって、掃除方法を変えて工夫をします。どの方法だときれいになるかを考え、お客さんにとって一番い方法を見出しているのですね。
ハリボーの仕事への向き合い方に、働くうえでの大切なことに改めて気づかされますね!



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