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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2023年4月のえほんを紹介します
= 年少 =
『はるの ひるねうた』
松野 正子 : ぶん     降矢 なな : え

野原でお昼寝をしていた いのししさん。
どんどんお友だちがやって来て・・・ みんなで一緒にお昼寝!
気持ち良くてみんなで夜まですやすや眠ってしまいました。
翌朝、動物さんたちは目を覚ましますが、クマさんだけはなかなか目を覚ましません。
『くまさん、起きてよ~!』みんなでクマさんを起こすのですが・・・?!


ぽかぽか陽気の春ですね。すやすやとよく眠る動物たちの気持ち良さそうな表情から、春風や草の香が想われます。
また「ひとつ・・・ふたつ・・・」と、語呂良く小気味の良い数え歌のような文で進むこのお話。声に出して楽しく、耳で聞いて楽しい、歌のような一冊です。
背表紙の、クマさんがお友だちみんなを背に乗せて歩く絵に、思わず心が温まりますね★




= 年中 =
『タヌキ の キヌコ』
文 : とみなが まい     絵 : おくやま ゆか

タヌキのキヌコは化けるのがとっても上手。なんと人間にも化けられるようになりました。がしかし、尻尾だけはタヌキのまま・・・
そこで、お母さんに尻尾を隠せるスカートを着せてもらい、出掛けました。人間の女の子『ツキコちゃん』と出会い、たくさん遊んだり、一緒におなりさんを食べたりしました。
ところが!木登りをしていると、ツキコが掴まっていた木の枝が折れてしまいます!落ちそうになるツキコはキヌコの尻尾にしがみつきました!
タヌキの姿に戻ってしまったキヌコ・・・一体どうなってしまうのでしょうか?!


人間に化けたタヌキのキヌコは、人間のツキコちゃんというお友だちができてとっても嬉しそう。
二人で遊んでいると、キヌコがタヌキだと分かってしまいそうになる場面が多く、『バレちゃうよ!!』と思わず声が出てしまいます。
物語りの終盤・クライマックスでは、人間だと思っていたツキコがキツネだったと分かって二人は大笑い!!
今度は二人で、子どものたくさんいるところに遊びに行く約束をしました!もしかしたら、登戸幼稚園のみんなと遊んでいるかも知れませんね★

= 年長 =
『くもくもじまの カミナリいっか』
富安 陽子 : 文     花山 かずみ : 絵

空に浮かぶ くもくもじまに、カミナリ一家が住んでいました。
カミナリ一家の仕事は、デンデンと太鼓を叩いて雨雲を誘い、やって来た雨雲に飛び乗ってあちらこちらに雨を降らすこと。
しかし、まだ小さいプッコとペッコとポッコには、上手く遠くまで雲を飛ばすことが出来ません。
そんなある日、どこに雨を降らそうかと探していると、どこからか『カミナリさーん!』と呼ぶ声が!
果たして小さい3人は、上手に雨を降らせることができるでしょうか?!

カミナリの子どものパッコ・ピッコ・プッコ・ペッコ・ポッコ!
このユーモラスでコミカルな名前、呼ぶだけで楽しくなって来ます。そんな子どもたちが、覚え立てのお仕事に小さな体で大奮闘!
『カミナリさーん!』と、雨が降るのを心待ちにしている植物や田畑・生き物たちからの声に応えるべく、いっしょうけんめいに雨を降らせます。そしてその雨によって、植物や田畑・生き物たちが生き生きとしていく様子も、とっても素敵に描かれています。



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