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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2021年5月のえほんを紹介します
= 年少 =
『いちわ の からす』
長野 ヒデコ : さく

「いちわのからすが かぁ~かぁ」
「にーわのにわとり こけこっこぉ~」
調子のよい言葉に合わせ、からす・にわとり・魚・おじいさんが、松の木のもとに次々に登場します。
その後、「いちぬーけた」「にーぬーけた」と、今度は、次々にみんながどこかに行ってしまい、寂しくなります。
しかしある言葉で、みんなが再び大集合!さてそれはどんな言葉でしょうか???おうちの人と一緒に探してみてください★


「いちわのからす」という わらべうた をもとにした絵本です。声に出して読んでみると、より一層楽しくなりますね。
集まったみんなが次々に抜けていくと、少しさみしそうな顔の松の木とお日さま・・・でも、再びみんなが集まると、松の木もお日さまもにっこり嬉しそう!
表情豊かなキャラクターに、愛着が湧いてきます。




= 年中 =
『いちごになりました』
鬼頭 祈 : さく

いちろうくんと ちいこちゃんが、庭にいちごをひとつぶ、うめました。
するとぴょっこり!すぐに芽が出て花が咲きました。
そこへちょうちょが飛んできて、花のみつを吸いました。すると、ちょうちょが いちごちょうちょに・・・?!
ふたりは、いちごちょうちょに乗って出掛けます。
すると今度は さかながやって来て、いちごちょうちょを パクッ!
次々にいちご柄に変身したり、雲からいちごジュースが降ったり…と、大騒ぎです!


みんなも大好きないちご。美味しいですよね!
そんないちごが、庭でたくさん採れたらうれしいですよね!
いちろうくんと ちいこちゃんが いちごをうめたところから始まるお話。いちごちょうちょを食べた魚は いちござかなに,いちござかなを食べたくじらは いちごくじらに…と、次々にいちごいろに変身します。
いちごパワーが引き継がれていくようで、ワクワクしてきます★

   

= 年長 =
『万次郎さんと たぬきのこ』
ぶん : 本田 いづみ     絵 : 北村 人

春です。毎日早起きをして、畑仕事や山菜採りなど、朝から晩まで大忙しの万次郎さん。よもぎで作った くさだんご を食べる前に、もう一仕事。
山に入ると、やぶの中で眠る、かわいい3びきの仔だぬきを見つけました。
目を覚ました仔だぬきたちは、「腹減ったよー」と、大きな声で泣き出し、万次郎さんは仕方なくうちへ連れて帰ることにしました。
お腹をすかせた仔だぬきたちが、お腹いっぱいになるまで振るまいます。仔だぬきたちは元気になるでしょうか…??


万次郎さんと仔だぬきのやりとりは、ももぐみのこどもたちが、ゆりぐみ・すみれぐみの子と関わっている姿と重なって見えてきます。
4月に設けた仲よし週間で、年少の子と一緒に遊んだももぐみの子どもたち。自分より小さなお友だちへの声のかけ方や、どのように一緒に過ごすべきかを考えている子どもたちに、今、ぴったりな絵本だと思います。



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