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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2021年1月のえほんを紹介します
= 年少 =
『ながーくなった』
きむら よしお : さく

うまの かおは ながーい。くちも こんなに おおきい。
うまが ぶたのかおを かむと、ぶたのかおが ながーくなった。
うまが パンダのかおを かむと、パンダのかおが ながーくなった。
ヤマアラシを かむと・・・ さて、どうなるかな???
どうぶつたちの、ながーくなった かおが おもしろい、ユーモアあふれる絵本です。

この絵本は、作者のきむらよしおさんが、目と鼻の間が長い馬の顔を面白い、と感じたことから生まれました。
きっとこの絵本を読んだ子どもたちも、長くなった動物たちの顔に、大笑いするでしょう。
絵本には登場しない別の動物は、もし顔が長くなったらどうかな???
ぜひお子さんとお話しをしながら、お楽しみください★

= 年中 =
『ゆきだ ゆきだ』
中村 至男 : さく

おじいさんと犬のシロが窓の外を見ると、雪が降っていました。
シロはうれしくなって外へ出ます。白うさぎに雪だるま・・・真っ白な雪の世界でたくさんのものに出会います。
雪が降ったときの嬉しさやわくわくした気もちが伝わってくるお話しです。

犬のシロは白色。シロが出会う雪だるまや白うさぎ、雪をかぶった車なども、全て白色です。
真っ白な雪の世界では、白いものの輪郭が描かれていません。でも、シロの体や雪だるま・車のかたちが見えてくるから不思議で面白いですね。雪景色と一つになったかのようなシロの動きや、喜ぶ息づかいまで伝わってくるようかのです。
さぁ、シロといっしょに雪の世界へ出掛けてみよう!

= 年長 =
『とりになりたかった こぐまのはなし』
アデール ・ ド ・ レェーエフ : さく     中尾 幸 : 訳     アヤ井 アキコ : 絵

大空を飛ぶ鳥がうらやましい こぐま。自分も鳥になろう!と、いろいろと試みます。
くちばしをつけたり、羽をつけたり、うたの練習をしたり・・・しかしいくら頑張ってみても鳥にはなれません。
がっかりしながら歩いていると、ほかのこぐまに出会いました。
そのこぐまは、「いいものを見つけた」と言って、ある場所へ連れて行ってくれます。そこには、こぐまの大好きなものが・・・!
「ぼくはくまで良かった!」

こぐまは、どうやったら鳥になれるか、見ためから変えようと考えます。
どうしたら鳥になれるのか、いっしょうけんめい考えるくま。飛べないから鳥になれない、とあきらめるのではなく、挑戦するこぐまの姿に、何だか切なくなって応援したくなりますね。
それでもやっぱり鳥にはなれず、がっかりするこぐまですが、美味しいものを食べたり、ともだちと共に過ごすなかで、くまだから味わえる喜びに気づきます。
他の人が羨ましく見えてしまい、いいなぁ~と思うこともたくさんありますが、「自分は自分でいい」と思わせてくれる絵本です。



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