広い海と空の見える家に住んでいる、牛のポンチャックさん。今日は丘の上でスケッチをしました。帰り道、良い匂いのする花ときれいな石を見つけ、ポケットいっぱいに詰め込んで、家へ持ち帰ります。
そんなポンチャックさんの家は、このような宝ものであふれています。そこで、家を掃除することにしたポンチャックさん。さぁポンチャックさんの家はきれいに片付くのでしょうか？？★

掃除をしていると、ポンチャックさんのようにいろいろなものが出てきてなかなか掃除が進まない…ということがよくありますよね。半面、失くししてしまったものが見つかったり、あれこれ思い出がよみがえったり…と、その時間は楽しいひとときでもあるのではないでしょうか。
ポンチャックさんが大切にする素朴な宝ものが、細部にまで丁寧に描き込まれていて、よく見てみるとおもしろいものが見つかるかも知れません。ぜひお子さんと一緒に、よく見ながらお話してみてくださいね★

はずかしがりやのこぶくんは、お気に入りのピンクの帽子をかぶっていれば元気いっぱい！
ところがある日、滑り台のてっぺんにいると急に強い風が吹いて来て、ピンクの帽子がきかんぼうのもこちゃんのところへ飛んで行ってしまいました。ピンクが大好きなもこちゃんは帽子を返してくれず、こぶくんはもじもじしてしまいます。
こぶくんは勇気を出して、もこちゃんに自分の気もちを伝えられるでしょうか？ ピンクの帽子は返ってくるのでしょうか？？

こぶくんにとってピンクの帽子は、お守りのように大事なもの。きっと皆さんにもそういう大切なものがあるのではないでしょうか。
なかなか自分の思いを伝えられないこぶくんですが、勇気を振り絞り、大きな声で自分の思いを伝える場面では、大きな成長を感じることができますね。
最後には、桜の花びらがひらひらと舞う中、こぶくんの優しさが功を奏し仲良しになるこぶくんともこちゃん。
園庭の桜ももうすぐ咲きますよ！すてきなピンクの花を見ながら、みんなで仲良しになりましょうね！★

おじいさんの作った“はんぶん ライオン”は、顔半分にしかたてがみが付いていない ライオンのぬいぐるみ。他のぬいぐるみたちは「君は本当にライオン？？」「強そうに見えないよ？？？」などと言います。そしておせっかいにも「どうしたらライオンに見えるか」…みんなが考え始めます。他のぬいぐるみたちがあれこれ提案しますが、“はんぶんライオン”はそれをすべて断ります。その代わりに、他のぬいぐるみに、それぞれの得意なことを教えてほしいと頼みます。
ある夜、みんなの住む おじいさんの家に泥棒が忍び込み…　“はんぶんライオン”はみんなから教えてもらった得意なことを駆使し、泥棒から家を守ることができるでしょうか？？！

他のぬいぐるみから何を言われても堂々としている“はんぶんライオン”。自分らしさに誇りをもち、また人の良いところに目を向け、自分もそうなりたいと思い、『教えて』と言えることは素晴らしいことです。
もうすぐ一年生になる子どもたち。これからたくさんの友だちと出会うでしょう。幼稚園での思い出と経験を糧に、自分に自信をもち、素敵な毎日を送ってほしいと願っています★