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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2024年1月のえほんを紹介します
= 年少 =
『うさぎのおとうさんが かった へんなくるま』
へんみ あやか : さく

うさぎのおとうさんが くるまをかいに、くるまやさんへ行きました。
「今日はもうこのへんなくるましか 残っていません」と くるまやさん。うさぎのおとうさんはしかたなく、そのへんなくるまを買ってうちへ帰ります。
『ぷっぷっぷー』,『ぴっぴっぴー』,『ぺっぺっぺー』…なんだかどんどん変な音になっていきます。そのうちくるまは ぺしゃんこになってしまいました!
へんな音と共に、形もどんどん変になっていきます。
『もじゃもじゃもじゃ…けろけろけろ…!』 一体くるまはどんな形になってお家に着くのでしょうか?!


『うさぎのおとうさんが かった へんなくるま』という、これまたへんなタイトル。「へんなくるま…どんな風にへんなんだろう???」…
ページを開くと『ぴっぴっぴー』,『ぷるぷるぷる』等々、ポップな擬音と共に、くるまの形がどんどん変わっていきます。「他にもこんな音だったらどんな形に変わるかな??!」と、お子さんと想像しながら読んでみるのも楽しいかも知れません♪
みんなの好きな形の車、あったかな??★

= 年中 =
『おせち』
文・絵 : 内田 有美     料理 : 満留 邦子     監修 : 三浦 康子

新しい年を祝う嬉しい料理『おせち』には、たくさんの願いが込められています。
例えば、
『くろまめ ぴかぴか あまいまめ』には、「まめまめしく暮らせますように…」。
『くるくる まいて だてまき できた』には、「まきものは むかしのほん ほんをよんで かしこくなります…」等。
他にも、
『一段目には かまぼこ,数の子,きんかん…』
『二段目には えび,れんこん,たたきごぼう…』
『三段目には さといも,たけのこ,結びこんにゃく…』
一体どんな願いが込められているのでしょう???


「今年も一年、家族みんなが元気で幸せに暮らせますように」という願いを込めて食すおせち。重箱には見慣れない食材も多くありますが、五穀豊穣,無病息災,子孫繁栄,立身出世,縁起を担ぐ…等、どの食材にも一つひとつ大切な意味が込められ、大切に調理されて来ました。
リズム感ある言葉で語られ、優しく分かり易く描かれているため、少し難しいかも知れませんが、お子さんも親しみをもって読むことができると思います。
こうしたおせちの『美しさ』のみならず、一年の始まりを家族みんなでお祝いする、日本の素敵なお正月文化。ぜひ、改めてお子さんと味わわれてみてくださいね★

= 年長 =
『すもうとりの でし』
文 : ねじめ 正一     絵 : 大高 郁子

動物園の近くに、親方と弟子の二人しかいない相撲部屋がありました。なかなか強くならない弟子のために、親方は「動物と稽古をすれば強くなるんじゃないか?!」と考えつきました。しかしやってみると、動物好きな弟子は、動物を可愛がったり写真を撮ったり… 全く稽古になりません…。
そこで、カバなどの大きな動物の飼育員のお兄さんが稽古の相手をしてくれることに…。するといい勝負。毎日一緒に稽古することになりました。
弟子は、飼育員のお兄さんから動物の話を沢山聞き、そのうち動物のことで頭がいっぱい! 飼育員のお兄さんは、どんどん相撲が面白くなっていき、そのうち稽古のことで頭がいっぱいに!
さてこの二人の稽古、一体どうなっていくのでしょうか??!


絵に注目して読んでみると、動物園の園長さんの部屋、コート,コップ,カレンダーまでもが動物の絵柄。また、前のシーンではキツネの置物だったところが、次のシーンではワオキツネザルの置物に変わっていたりと、とにかくユーモアたっぷり★
また、弟子の動物好きは、寝る前に読んでいたであろう本のタイトルからも伝わってきます。「好きこそものの上手なれ」と言いますが、この絵本からもその大切さが伝わってきます。
ももぐみでは、もうすぐ縄跳び大会。寒い時期ですが、身体を動かすことの楽しさを知り、「跳べるようになりたい!」と希望を抱きチャレンジしていけるよう関わっていきます。



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