2020年8月のえほんを紹介します
= 年少 =
『せっせせっせ』
花山かずみ さく
ひとりの女の子が小さな土のおやまをつくりました。そこへもうひとりお友だちが来て「ポンペンペン」おやまが少しだけ大きくなりました。それを見てたお友だちが何人も「せっせせっせ」「ポンペンペン、ポンペンペン」大きな大きなおやまになりました。こんどは先生や近所の人たち、犬やアヒルまで「せっせせっせ」「ポンペンペン ポンペンペン」と土を運んで・・・おやまはどんどん大きくなり、幼稚園より高いおやまになりました。全員おやまの上で「ヤッホー!」 いっしょうけんめいに砂を運ぶ子どもたちの表情、素晴らしいですね。砂場あそびを今すぐにもしたくなります。2学期も砂場でいっぱいいっぱい遊びましょうね。夢中になって遊ぶ楽しさ、お子さんとぜひ味わってください。
= 年中 =
『おばけのおんがく』
西平あかね さく
しずかな夜,目が覚めてしまった「さきちゃん」は、なんだかふしぎな音を聞きました。車の音かな? 風の音かな? なんと!それは、 おばけのオーケストラが練習している音楽だったのです。いろんな音がきこえ、何の音か想像しながら楽しみましたが、だんだん怖くなってきて、お父さんの布団にもぐり込みました。夜、ふと目が覚めると、昼間には聞いたことのない音が聞こえてくることがありますよね。おばけだったら・・・子どもたちの想像を楽しく描いた絵本です。もしかすると、ほんとうにおばけたちが演奏しているかもしれません。そう思うと、ちょっぴり怖いけど、なんだかわくわくしてきます。おばけと友だちになれるかも・・・
= 年長 =
『ひふみよ かぞえうた』
土橋としこ 作
ものを数える時、ひとつ、ふたつ、みっつ、・・・と数えます。最初の1字をとると「ひふみよいむなやこと」となり、昔から数え歌になっていました。「ひ」から「と」まで、その字から始まる言葉がいっぱい出てきます。それがなんと、みんなオバケから始まります。たのしいお話、声を出して読んでみましょう。 リズミカルで調子が良く、口ずさんでおどり出したいほど・・・絵もゆかいですよ。みんなも、その字から始まる言葉をもっと、もっと探してみましょう。いっぱい楽しんでください。