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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2022年5月のえほんを紹介します
= 年少 =
『いーれーて!』
北村 人 : さく

バケツとクマデが砂場で遊んでいると、シャベルが『いーれーて!』。二人は『いーいーよ!』と返事をして、みんなで一緒に遊びます。
他にも、クレヨンや積み木、楽器などが『なかまにいーれーて!』,『いーいーよ!』のやり取りをして、一緒に遊びます。まるで音楽が聴こえてくるかのようですね!
このやり取りが仲間の輪を,遊びの輪を広げていくのを感じられる絵本です★


ひとりで遊ぶのも楽しい時期のすみれさんですが、お友だちと一緒に遊ぶのも楽しいですよね!ドキドキしながらも、勇気を出して『いーれーて!』と言ってみると、遊びの世界はぐんっと広がります。
お友だちと一緒になって砂場遊びをしたり、おままごとをしたり… すみれぐみの子どもたちも少しずつ、お友だちとお話ししたり、関わっていく姿が見られます。これからの幼稚園生活が、もっともっと楽しみになって来ますね!

= 年中 =
『しずかに しずかに』
なかの ゆき : 文     鈴木 永子 : 絵

なみは、家で飼っている猫のとらちゃんととても仲良し。
でも、今日のとらちゃんは何かいつもと様子が違います。実はとらちゃんのお腹には赤ちゃんがいるのです。
そのことを知ったなみは、とらちゃんと生まれて来る小猫たちの為に、おうちを作り、物音を立てないよう『しずかに しずかに』過ごします。
ある日、とらちゃんのいる部屋から、とらちゃんの声とちいさな声が聞こえてきました。そーっと中を覗くとそこには…?


この絵本では、『しずかに しずかに』という言葉が繰り返し使われています。
『しずかに しずかに』とみんなに,そして自分に言い聞かせながら、出産を待つなみの姿からは、とらちゃんと小猫の無事を願う優しさが滲んで感じられます。
人と動物との大切で温かなつながりを教えてくれる、心暖まる一冊です。

= 年長 =
『はじめての ともだち』
星野 はしる : 文     大島 加奈子 : 絵

ねずみたちが通う『ちゅうちゅうえん』に、見た目も言葉も違う、はりねずみのニョタが入って来ました。
いつもひとりで遊んでいる小さなねずみのみっちは、ニョタに声を掛けますが、言葉が違うからか上手く思いが通じず、会話になりません。しかし、他のねずみたちから意地悪をされていたみっちを助けたことから、みっちとニョタは、二人で語り合いながら遊べるまでになります。
そんなある時、二人で積み木で作って遊んでいた秘密基地を、例のねずみに壊されてしまいます。謝ってくれない てつ を、ハリを目一杯に立てたニョタが追い回します。
さて、どうなってしまうのでしょうか??!


いつもひとりで遊んでいる小さなねずみのみっちと、新しく入って来たはりねずみのニョタとの、出会いの物語です。
見た目も言葉も違うことで、なかなかお話ができない二人。
でも、いろいろな局を経てお互いの良さを見つけてつながりを深め、次第に友だちになって行きます。
もも組さんも、今ではみんながとっても仲良しですが、園に入ったばかりの頃を思い出しながら読まれてみると、子どもたちの成長をまた違った視点から感じていただけると思います★



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