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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2025年10月のえほんを紹介します
= 年少 =
『たねをたべた けもの』
浅井 裕介 : さく

一匹のけものが森のタネを見つけました。ぱくり!と食べるとけものの背中から芽が出て、けものの体はあっという間に森になりました。そしてその森には生き物がつぎつぎと生まれます。
森と化したけものが次なる場所へ向かって飛び出すと、たくさんのタネが落ちました。それを見つけた生き物たちがそのタネを食べると・・・??


けものがタネを食べるとからだが森になっていくという摩訶不思議なお話。勢いのある筆遣い・色遣からはちょっぴり不気味さも感じられ、怖いようでワクワクするような一作です。森になったけものの体をよーく目を凝らして見てみると・・・どんな動物がいるか見つけるのも楽しいです。
園でも、5月にひまわりのタネをみんなで植えました。あんなに小さかったひまわりのタネが、大人の背よりも大きく生長することに、子どもたちも驚いたと思います。一粒のタネのもつ力、すごいですね★

= 年中 =
『まてまて からいも さつまいも』
木村 晃彦 : さく

ここは さつまいも畑です。秋の澄んだ空気を察した ころりさん,ほっそりさん,どっしりさんのおいも3人組が土から出てきました。そして、もうすぐ芋ほりにやってくる子どもたちの話をしていました。
するとそこへイノシシが現れ、どっしりさんがつかまってしまいます。おいしい焼き芋を作ろうとほくほく顔のイノシシを、ころりさんとほっそりさんは必死で追いかけます。はたしてどっしりさんを助け出すことができるのでしょうか??


土の中で暮らすおいもたちが、まるで人間のように動き出し、仲間を助けるために大奮闘。かわいらしいおいも三人組と、うきうきしながら焼き芋の用意をするイノシシの姿に、思わず笑ってしまったりドキドキしたり…
秋の味覚さつまいもを題材にした、あたたかな手触りに満ちた、ほっこりのいっぱい詰まったお話です。
登戸幼稚園の皆さんも、もうすぐ行くお芋ほりで、いろんな形のおいもをたくさん掘ってきましょうね★


= 年長 =
『くまちゃんのでばんです』
林原 玉枝 : 文     あいざわ ふみ : 絵

くまちゃんは、ときちゃんという女の子が赤ちゃんの頃からずっと一緒にいるぬいぐるみです。
ある日ときちゃんは紙飛行機をつくり、家の外で飛ばしてみました。すると紙飛行機は、林の奥へ飛んで行ってしまい、見えなくなってしまいます。悲しそうなときちゃんを見て、くまちゃんは紙飛行機を探しに一人林の奥へ。
さてくまちゃんは、紙飛行機を見つけてときちゃんの元へ無事帰ることができるのでしょうか…??


くまちゃんは、ときちゃんが赤ちゃんのころからいつも一緒にいるくまのぬいぐるみで、ときちゃんにとってお守りのように大切なもの。もしかすると、登戸幼稚園の皆さんの中にも、赤ちゃんのころから大切にしているものがある子もいるかもしれません。
ときちゃんの悲しそうな表情を見て、一生懸命に紙飛行機を探すくまちゃん。ときちゃんの力になりたい,助けてあげたいと思うくまちゃんの優しい気持ちを感じ、応援したくなります。
お互いが大切な存在で、家族のような二人の姿に心温まります。ぜひお子さんと一緒に読まれてみてくださいね★



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