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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2025年7月のえほんを紹介します
= 年少 =
『なんでかな』
みずさわ そら : さく

ぞうさんの鼻が長いのは なんでかな。
それはね…… こぞうのためのすべり台!
いろんな色のお花が咲くのは なんでかな。
それはね…… 虫さんたちのしんごうき!
うみでぷかぷかくじらさん。しおをふくのは なんでかな。
それはね……
こどもたちの素朴で様々な『なんでかな?』について、ユーモアたっぷりに答えてくれます★


子どもたちの身のまわりには、『なんでかな?』… 不思議があふれています。
園でも子どもたちが不思議がったり疑問に思ったことなどを、子どもたちと一緒に調べたりしています。
しかしこの絵本は、私たちの予想を超えてびっくりするような、それでいてどこか共感してしまうような、面白可笑しい答えを出してくれます。その答えに対して「そうなんだ!」「違うよ~!」など、子どもたちの会話や想像が更に広がりそうですね!

= 年中 =
『ノムとノマの のいちごつみ』
とうごう なりさ : さく

ノムとノマは、森に住む小さひとたち。ふたりは夏のある朝、食べ頃のナワシロイチゴを摘みに行くことにしました。カゴを背負い、湖へ行き、笹の葉でつくった舟を漕いで島に到着!ナワシロイチゴをたくさん摘み、それを舟に乗せて帰路につきます。
…が、途中、カワセミに水を掛けられてしまい、舟に水が入ってしまいました。さぁふたりは無事森へ帰ることができるでしょうか??


ある森のコナラの木の根元に住むノムとノマ。そんなふたりの家に一歩入ると、そこは森の木の実や草花で作られたものばかり!
食べ頃のナワシロイチゴを摘みに出かければ、湖を渡る舟は笹の葉で、お皿はナワシロイチゴの葉っぱで… 森の静けさ,ひんやりとした空気,草木の匂い,鳥のさえずり,木々の間から差す光など、細部にまで丁寧に描き込まれた自然はとても美しく、幻想的で、見入ってしまいます。また、ふたりが協力してナワシロイチゴを探す姿は、友だちとの関わりの大切さや、小さな発見の喜びを感じさせてくれます。
皆さんも夏の自然の美しさを、この絵本の中から見つけてみてください★

= 年長 =
『かなへびの きょうだい』
石森 愛彦 : さく

かなへびの兄弟が、野原に咲くたんぽぽの周りでえさ取りを始めました。兄かなへびは弟かなへびに、“飛んで来る虫を交互に捕まえて食べよう”と提案します。しかし、兄かなへびの番になると小さな虫,弟かなへびの番になると大きな虫が飛んできます。悔しい兄かなへびは続いて、“大きい虫は兄かなへびが食べ、小さい虫は弟かなへびが食べよう”と提案します。さぁ兄かなへびは今度こそ、大きな虫を食べることができるでしょうか?!

暑くなり、虫たちも元気よく飛び回る季節。ももぐみも戸外遊びでは、ダンゴムシやアリなどの虫探しに夢中です。
自然界のサバイバル… ルールを決めてえさ取りに大忙しな兄かなへびと、そんな兄かなへびが大好きで忠実な弟かなへびのユニークなやり取りが、生き生きとした木版画で描かれています。たんぽぽに飛んできた虫たちにも注目してみてください。
夏らしい躍動感あふれる一冊です★



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