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当園では、福音館書店の月刊絵本を使用しています。
それぞれの年齢の、成長や興味・関心を考慮した内容で構成されています。
ご家庭でも、どうぞ皆さんでお楽しみください♪



2025年6月のえほんを紹介します
= 年少 =
『わすれもののかさ』
こさかまさみ : 文     丹治 匠 : 絵

公園に忘れられた傘… 誰も探しに来てくれないので自分で家まで帰ることにしました。
ぱっとからだを広げて飛び出した傘は、カタコト・タタタと転がりながら進み、からだを逆さまにして川をプカプカ浮いて渡ったり、夜は林の木蔭で過ごします。
はたして傘は無事おうちにたどり着くことができるのでしょうか??!


傘の出番が多くなる6月。忘れられた傘が、転がったり、浮かんだり、飛んだり、形を変えながら一生懸命おうちへ帰ろうとします。こんな傘の健気な姿を思うと、「忘れないようにしないと!」と思いますね!
皆さんも幼稚園に傘を持ってきた際は、どうか忘れず、一緒にお家へ帰ってくださいね★

= 年中 =
『あめのひの えんそうかい』
かん かおる : さく

昨日も今日もずっと雨… 雨の日が続いて退屈していたうたは、外に出て転がっていたバケツを拾います。すると、そのバケツの底に雨があたって『ぽいん!』といい音がしました。うたは面白くなって、他にも音が鳴りそうなものを探し、空き缶やおなべを持ってきます。すると雨があたり『ぽいん!カン!チャッ!』と、またまた素敵な音が響きました!そこへ、カエルやカメ、カワウソもやって来て、みんなで雨の日の演奏会の始まりです!♪

この絵本は、作者で日本画家のかんかおるさんの、幼少期の思い出を元に描かれています。子どもにとって雨の日は、外で遊べず残念な気持ちになりがちですが、この絵本を読むと、雨の日ならではの楽しさを知ることができると思います。
雨の日にはぜひ耳を澄ませて、お子さんといろいろな音を探してみてくださいね。また、いろいろなものに雨があたる音を探したり、その独特な雨音を声に出して遊びながら、雨の日を過ごすのも楽しそうですね★

= 年長 =
『そうじきにまちがえられた そうじきこうじょうのこうじょうちょう』
へんみ あやか : 作

ここはとある掃除機工場。工場長は掃除機にそっくりな小さな象です。
仕事をさぼって眠ってしまった工場長は、工場で作られている掃除機にそっくりです。そこへやって来た新入りの作業員さんたちに、本物の掃除機と間違えられ、なんとベルトコンベアーに乗せられてしまった工場長!ついには出荷されてしまった工場長、一体どうなってしまうのでしょうか??!


作者のへんみあやかさんが生み出す、奇想天外でかわいらしい物語です。
工場でつくられている掃除機と工場長は、本当にそっくりでびっくりしてしまいます。間違って出荷されてしまった工場長ですが、慌てることなくマイペース!お客様へ売られてしまっても変わらずコミカルな工場長の姿に、ほのぼのしてしまいます。
みなさんはこんな掃除機があったら、嬉しいですか?はたまた困ってしまいますか??★



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