ある日、ボノさんの家の前に、見たことのない大きな石がおいてありました。森に捨てても、海の底へ投げても、ボノさんの家へ戻ってくる不思議な石…。そのうちにこの石、話し始めたではありませんか!なんとその石には小さな仙人が棲んでいて、ボノさんと友だちになるためにやって来たと言うのです。
ボノさんは仙人に誘われ、石の世界へ…。ちょっぴり怪しく愉快な生き物や、未だ見たことのない景色に出会う、冒険の始まりです!何度捨てても戻ってくる石…。今作は、東洋の伝統文化である水石(すいせき)や中国の昔話から着想を得つつ、そこに不思議な生き物たちを登場させて独自の世界を描かれたそうです。
よく見ると、ページのあちらこちらに不思議な生き物たちがたくさん描き込まれており、読んでいるとボノさんと一緒に冒険しているような気持ちになります。また、水墨画を思わせるような構図で、仙人の住む濃い霧のかかった山のシーンなどには特にワクワクしますね。
みんなが幼稚園で拾う石にも、それぞれに物語が詰まっているかもしれませんね…★