大工さんの道具箱の中に、はりがねが一本入っていました。
ある日 大工さんは、「今日は、はりがねはいらないな」と言って、物置に置いて、仕事に出掛けました。
置いて行かれたはりがねくんは、『ぼく、いつだって やくにたつはずだ』と、誰かの役に立ちたいために出掛けることにしました。
いろいろな形に変身しながら、困っている人たちのために奮闘するはりがねくん。いったいどんな活躍を見せてくれるでしょうか??!1本のはりがねが、誰かの役に立ちたいと、バネになったりハンガーになったり。そしてヘビになったり…。
『こんな使い方があるのか…!』と、物の使い方は一通りではないことに気づかせてくれるお話です。『他には、どんなどんな使い方があるかな…?』と考えると、ワクワクして来ますね★
『おやすいごようです!』と言って張り切るはりがねくんの頼もしい姿は、まるで先月進級したばかりのももぐみの子どもたちのようです。
きっと子どもたちも はりがねくんの気持ちに共感して、誰かの役に立つ喜びや誇らしさを感じてくれるでしょう。