春近いある朝、開園前の動物園で、俳句好きな園長さんが見回りを始めました。
園長さんが動物の句を詠むと、なんとその動物は俳句の内容の通りになりました!面白くなった園長さんは、次々に動物たちの俳句を詠みます。
・・・が、カバの俳句を詠んだ瞬間、カバは春空を吸い込み、季節が冬に戻ってしまいました!ゾウは寒さで震え、ペンギンは空を飛び、池からは南極のクジラが現れて大混乱!!さて園長さんは、無事に春を取り戻すことができるでしょうか・・・??!この絵本には『五・七・五』の俳句がたくさん出てきます。詠んだ俳句が現実になったら・・・園長さんのように楽しくなってたくさん詠みたくなるかもしれませんね!
また、動物たちが躍動感あふれる力強いタッチで生き生きと描かれているのも、この絵本の魅力の一つです。
更には、俳人でもある作者のおおぎやなぎさんが、子どもたちの大好きな動物園を舞台に、俳句の楽しさも伝えてくださいます。俳句に親しむきっかけにもなる一冊です★