引っ越して来て、まだ幼稚園にお友だちのできないみほちゃん。つまらないなぁ…さみしいなぁ…と思いながら帰って来ると、家の前に黄色いボタンが一つ、落ちているのを見つけます。
みほちゃんのものではない。お母さんのものでもない。うちの前を通りかかる人たちのものでもなさそうです。
持ち主が分からないこのボタンが、さみしそうに映ったみほちゃんは、このボタンを幼稚園に持って行くことにしました。すると、黄色いボタンにもみほちゃんにも素敵な出会いが…
一体どんな出会いが待っているのでしょうか?★家の前の道に落ちていた一つの黄色いボタンが、みほちゃんに新たな出会いを与えてくれる、心温まる絵本です。
黄色いボタンが雨に濡れてしまった時には、「ボタンが泣いているみたい」と話すみほちゃん。幼稚園でお友だちがなかなかできず寂しい気持ちでいる自分の姿を、この黄色いボタンと重ね合わせているかのようです。
子どもの想像力の豊かさに驚かされることは多いですが、こうして物に気もちを重ね合わせ共感する力も大変豊かです。きっと、物を大切にする心の育ちにつながっていくことでしょう。